奥村 晃平(おくむら こうへい)
奥村 晃平(おくむら こうへい)
1947年7生まれ。名古屋市在住。
愛知県立芸術大学音楽学部声楽科卒業及び大学院修了ウィーン国立音楽大学リート科卒業。平成13年度、東海地方を代表するバリトン歌手として高く評価され、愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞する。新・波の会日本歌曲コンクール声楽部門第2位入賞、ウィーンでの声楽コンクール第2位入賞、イタリア声楽コンコルソ入選。1977年モーツァルト「魔笛」のパパゲーノ役でオペラ・デビューする。その後ウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学にて発声、リート、オペラの研鑽を積み、同大学リート科(エリック・ヴェルバ教授)を卒業し、特別生となりハンス・ホッター、アントン・デルモータ両氏の指導を受ける。更にイタリアにてアレッサンドラ・ゴンザーガ、レンダ、アルベルティ・ヴァレンティーニ各氏にベルカント唱法を師事する。その間、ウィーン・シェーンブルン歌劇場にて「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵役で出演する他、ウィーン楽友協会ブラームスザール、ザルツブルク・モーツァルテウムザールでのコンサートを始め、2002年、2005年とローマ夏の音楽祭に招聘されテアトロ・ディ・マルチェルロ野外劇場にてリサイタルを開き、好評を得る。
歌曲の分野ではシューベルトの歌曲をレパートリーとして三大歌曲集「冬の旅」「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」等のリサイタルを多数開催し好評を得ている。
現在、名古屋音楽大学講師、名古屋音楽学校講師、名古屋二期会・理事長、日本演奏連盟会員、日本歌曲振興会会員、全日本学生音楽コンクール審査員、名古屋四重唱団代表、晃の会主宰。
2010年7月、自身の初CD シューベルト歌曲集「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」を2枚組CDでリリース。
バリトン歌手、名古屋二期会理事長。